コミュニケーション、人間関係で悩む力を鍛え、モチベーションを上げて問題解決に挑むための道筋

人間関係改善のためのコミュニケーション 円滑なコミュニケーションは豊かな人間関係を育みます。

 

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▽▲よりよい人間関係メールニュース第60号▼△    発行:2011-10-21
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  チーム医療 梅本です。
  秋の素晴らしさを楽しまないうちに日が過ぎていく気がしていますが、みなさ
まは、この秋をどのようにお過ごしでしょうか?

 この頃よく考えることの一つは、「甘え」についてです。私は、時々子育てに
関するセミナーを頼まれますが、ほとんどの母親が甘えとしつけのことで悩んで
います。この悩みは、家庭だけでなく学校や職場でも現象は異なりますが同じよ
うなことが起きているのではないかと思います。
  たとえば、「ひきこもり」や「不登校」「メンタル不調」です。
 
  「甘え」という言葉は、日本独特のもので欧米にはないものです。日本は、欧
米文化に見習うという方法で今日の地位を築いてきましたので、おかしな言い方
かもしれませんが、半分日本人半分欧米人というような状態です。
 
  家庭や学校、そして職場に半分日本人を支えてくれる日本的なものが残ってい
る間は、問題があってもなんとか社会が保たれてきた気がします。
  ところが、その日本人を支えるものが急速になくなってきたために、それらの
問題が深刻化してきていると思うのです。
 
  そんなことを考えていた時に、深夜に再放送された「白熱教室JAPAN」で、
国際日本学の小笠原教授の話に、これからの日本に何が必要かのヒントが得られ
た気がしました。
  とてもおもしろいので、ご存じでなかった方はぜひご覧になってみて下さい。
 
※次回は、23日(日)の午後6時からです。(再放送は、22日の深夜という
か23日の0時20分から16日の分が放映されます。)

▼百武先生のゲシュタルト療法ワークショップ
~ファシリテーターのスキルを磨く~

  皆様は、ゲシュタルト療法に関心がありますか?
  専門家になることをお考えでなくても、一度はどのようなものかを学んでおく
ことをお勧めしたいです。
  コミュニケーションの技法を学ぶだけでも、いろいろなことが得られますが、
ゲシュタルト療法とは何をするのかがわかっていると、例えば研修講師としての
技量がアップすると思います。

 ゲシュタルト療法は、他の心理療法にはない実に不思議なアプローチがありま
す。今回の研修は、そのアプローチの仕方を示していただく講座です。
  もしかしたら、自分の中の日本人と欧米人の関係なども明らかになるかもしれ
ません。
  関心を持ってくださるなら、以下のURLをクリックしてください。

<平成23年11月26日(土)~27日(日) 開催>

百武先生のゲシュタルト療法ワークショップ
  ~ファシリテーターのスキルを磨く~

 詳細 → http://www.iryo.co.jp/q3239.html

○主な内容
  ・身体へのアプローチの仕方
  ・夢のワークのプロセスとアプローチ
  ・症状に語りかける
  ・シャトル技法の使い方
  ・イメージを用いたアプローチ
  ・震災などの体験をゲシュタルトで聞く方法など